まきの乳腺クリニック 中山,東区,新潟市 乳腺外科

院長ブログ

2017年9月6日

まきの乳腺クリニック院長 牧野です。5月1日に新潟県で初めてとなる乳腺クリニックを開設して4か月余りがたちました。近況を報告します。

5月、6月の2か月間の受診状況をまとめてみました。2か月間で新患患者807名の受診がありました。新患患者の住所は、やはり開設地の新潟市東区が233名(29%)と最も多く、中央区145名、西区77名と続きましたが、新潟市全区からの来院がありました。新潟市からの来院が673名(83%)で、新潟市以外から134名の来院がありました。村上市20名、阿賀野市19名、五泉市19名の順で県央の燕三条地域からも20名の来院があり、長岡市、南魚沼市など中越地区からの来院もありました。その後、上越市や山形県、福島県など県外からの受診もありました。専門性を求めてかなり広いエリアから患者さんが来てくれました。

受診理由は①乳房のしこり:267名、②乳がん術後:166名、③乳房の痛み:138名、④2次精検:94名、⑤住民検診:58名、⑥ドック:44名の順でした。

2ヶ月間の発見乳がんは26名で14名が早期乳がんでした。すべて基幹病院を紹介いたしました。大病院よりは受診しやすく(症状があれば紹介状不要)、毎日外来をやっているので気軽に多くの患者さんに受診していただき、多くの早期乳がんを発見することができ開設した意義はあったと思っております。発見乳がんはその後も増え続け、9月6日現在で65名となりました。マンモグラフィと超音波検査でしっかり診断することで小さな乳がんが予想以上に多く見つかり僕自身少しびっくりしています。

これからも早期乳がんをたくさん見つけ、基幹病院と連携して新潟県の乳がん死亡ゼロを目指していきたいと思います。